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ロードバイクのウェアの選び方

      2016/04/29

街中を走っているロードバイク乗りを見ていると、ヘルメットはもちろんですが、大抵の人がしっかりしたウェアを着ていることに気がつくでしょう。

 

自転車に乗り慣れていない人が見ると、あの身体にぴったりしてラインがはっきりでる姿はちょっと恥ずかしく思えるかもしれませんね。

 

ですがもちろんあの姿は単なるファッションではなく、とても機能的に優れているのです。

これからロードバイクを買おうとしている初心者の人は専用のウェア、サイクルウェアを購入すべきなのでしょうか。

 

ここではウェアの機能や優位性などについていくつか説明していきます。

もちろん無くても自転車には乗れますが、ウェアがあると普通の服の場合と較べてどんな違いがあるのか是非知っておきましょう。

レーサーパンツを着ると何が変わる?

サイクルウェアで一番目を引くのがあの脚にぴったりフィットしたレーサーパンツでしょう。

 

確かに見た感じ風の抵抗も受けにくいでしょうし、ペダルを漕ぐのに向いているように思えますね。

 

では私服でロードバイクに乗っていると考えてみましょう。

 

着ている服にもよりますが、特に男性用のボトムスは裾が広くなっているものが多いものです。

 

普通のママチャリに乗る分にはまったく問題がないのですが、ロードバイクと大きく違う点があるのです。
それがチェーンカバーの存在です。

 

ママチャリの場合、チェーン部分にカバーがついているためうっかりチェーンに触れてチェーン油が付いてししまうなんてことはありません。

 

しかしロードバイクにはそんなパーツは存在しているため、基本的にチェーンは剥き出しです。

 

そのため裾の広いボトムスのまま乗ると、裾がチェーンに触れて油で汚れてしまったり、酷い場合にはチェーンに巻き込まれて破れてしまうことがあるのです。

 

レーサーパンツには当然そんな心配はないため、全力でペダルを回せます。

 

もちろんそれだけがレーサーパンツのメリットではありません。

 

もっとも大きなメリットは「長時間サドルに座っていてもお尻が痛くならないこと」です。

 

というのもレーサーパンツのお尻部分にはクッション性のあるパッドが入っていて、その快適さは普通の服とは比べ物になりません。

普段自転車に乗ってる時は別にお尻が痛くなったりしないよ? と思う人も居るでしょう。

 

ですが、ロードバイクのサドルはママチャリと較べてシンプルに作られているため、とても硬く細いのです。

 

そしてロードバイクの場合ロングライドする場合には数時間走りっぱなしなんてことは割と当たり前なので、どうしても負荷がかかってしまいます。

 

もちろんレーサーパンツを着ていても完全にそれらは防げませんが、ダメージをかなり軽減してくれるのは間違いないのです。

汗対策にはどんなウェア?

ロードバイクは全身運動ですし、数時間単位で乗っているとどうしても汗がでてしまいます。

 

ヘルメットをしてグローブまでつけているとそれも当然ですが、問題は夏場の汗対策です。

 

普通の服でそんな運動をすればあっという間にシャツもパンツも汗塗れになってしまい、重くなって邪魔になるわじっとりした感触が欝陶しいわちょっと涼しくなって一気に身体が冷える原因になるわでまったく良いことがありません。

サイクルウェアは通気性や吸収性、速乾性に優れているため汗が身体の邪魔になることはありませんし、とても快適です。

 

とはいえ普通のサイクルウェアは全身をしっかり密閉しているためやはり暑苦しく感じるでしょう。

 

そんな場合は夏用のサイクルウェアを購入することをおすすめします。

 

夏用といっても、生地がほんのすこし薄くなっているのと、上は半袖で下もひざ上までになっているくらいで機能的にはそれほど変わりはありません。

 

しかし直接肌が空気に触れることでより早く汗が乾き、汗が乾くことで身体が感じる暑さが和らぎます。

 

ロードバイクは走るスピードも早く、慣れてくれば時速40キロ近い速度を維持したまま走り続けられるので、さらに涼しさを感じるでしょう。

 

そのためちゃんとした装備の場合は、走っている間はそれほど暑さを感じません。

 

とはいえすぐに乾いているだけで汗自体はしっかり出ているためこまめな水分補給は絶対に欠かさないようにしてください。

汗による不快感を抑え、逆に体温調節をしっかり行えるサイクルウェアは夏場にこそ欠かせない必須アイテムと言えるでしょう。

 

アームカバーと長袖インナーの有用性とは

先ほど夏用のサイクルウェアは袖や裾が短く涼しく汗がすぐ乾く、と言いました。

 

ですが、中にはそうしたウェアにアームカバーや長袖のアンダーウェアを合わせている人が結構いるのに気がつくでしょう。

 

わざわざそうしている理由のひとつに「日焼け」があります。

 

真夏でなかったとしても長時間陽光の下を走っているとどうしても日焼けをしてしまいます。

 

日焼け止めクリームのようなものを使用したとしても、どうしても汗で流れてしまい日焼けを防ぐのはかなり難しいものです。
そんな時に有効になるのが前述したアームカバーや長袖のインナーです。

 

もちろんこれらも薄く速乾性に優れているため、普通の長袖ジャージなどに比べると快適さは雲泥の差です。

アームカバーなどセパレートなものは曇ってきた場合や、どうしても暑さに耐えられ無かった場合に簡単にウェアを半袖に出来るというメリットがあります。

特に女性の場合は夏場には普段から薄着になる機会も増えるため、より日焼けには敏感になりますが、こうした工夫によってその心配をかなり減らせるのではないでしょうか。

逆に暑いと思っていたのに天気が崩れて肌寒くなってしまった場合の体温調節にも有効ですので、季節の変わり目や天気が不安定な場合には用意しておくと安心して遠くまでサイクリングに行けるというものです。

ロードバイク初心者にはウェアは必要か
ではそうした装備は初心者には必要なのでしょうか。

 

もちろん普通のジャージや薄手の衣服でも問題はありませんが、サイクルウェアとはそうした衣服以外にもいろいろあることを知っておきましょう。

 

まずはアイウェアと呼ばれるサイクリング用のメガネです。

 

サングラスのような遮光タイプのものや、完全に陽光を透過しているものもありますが、アイウェアの目的は陽光の遮断だけではありません。

ロードバイクは基本的には車道の端を走るため、どうしても埃や粉塵にさらされてしまいます。

 

そうしたゴミや風から目を守るのがアイウェアの大きな役割なので、都市部を走ることが多い人の場合には用意しておくと良いでしょう。

その他のウェアとしてはグローブがあります。

 

目的としては滑り止めが主ですが、ロードバイクは前傾姿勢になっている事がおおく、ハンドルに体重を掛けることが少なくありません。

 

そうした状態が長時間続くと手のひらに負担がかかって痛くなったり痺れたりするので、出来れば自転車用のグローブを買うようにしておきたいところです。

 

というのも専用のグローブには手のひらにクッション性のあるパッドが付いているので、荷重の負担を軽減してくれるでしょう。
特に忘れがちなのがソックスです。

 

普通のソックスと比べるとやや厚手で長くなっています。

 

これにより脛を保護したりシューズによりフィットさせることが可能になって靴ずれなどの危険性が減るので、安いもので良いので用意しておくことをおすすめします。

 

夏用ソックスなどもありますが、当然備えるのは夏の暑さだけではありません。

 

雪が積もるほどの冬場では自転車自体に乗れませんが、例えば東京の冬のように雪が降らない程度の寒さの場合には、今度は防寒対策にも気を配る必要があります。

ブレーキングやギア変更には手や指がかじかんで動かなかったりするのは非常に危険です。

 

そのため冬場は指先まで防寒出来る冬用グローブを身につけたり、長袖の冬用ウェアの下にインナーウェアを着たり防寒タイツを履いたりしましょう。

 

ある程度自転車に乗っていれば身体が暖まってくるものですが、休憩時などに身体の末端が冷えてしまっては事故に繋がりかねません。

出来ればサドルバッグに収納が出来る収納性に優れてウインドブレーカーなどがあると安心です。

これらの装備をすべて初心者が買う必要はないでしょう。

 

しかしグローブ、夏用ではない普通のサイクルウェアの上下、スポーツ用のソックスくらいは用意しておくのがおすすめです。

 

この中ではサイクルウェアが若干価格が高いですが、安いものでは上下セットで5千円そこそこで購入できるので、優先的に予算を割り振りましょう。

 

それ以外の、例えばシューズなどは普通のスポーツ用品店で買えるようなものでも十分使えるので、あまり重くならないスニーカーなどがあればそれを代用品として問題ありません。

それ以外のウェアは数千円で購入が可能なので、少しずつでも良いので揃えておきましょう。

 

結論としては、初心者がすべてを一気に揃える必要はありませんが、将来的にあると便利ですしきっと欲しくなるので計画的に揃えていくことをおすすめします。

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