ロードバイクの知恵袋

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ロードバイクに絶対必要な鍵

      2016/03/08

ロードバイクに限らず自転車に乗る場合に必須なのが鍵です。

 

特に高価なスポーツタイプのクロスバイクやロードバイクはどんな短時間でも鍵を絶対にしなくてはなりません。

 

スポーツ自転車専門の窃盗団が実際にあちこちに居て、短時間の内に盗んでしまうからです。

 

そうして盗まれた自転車はパーツごとに分解されて売られてしまい、ほとんどの場合戻ってきませんし、犯人が捕まることもほとんど無いのです。  

 

それを防ぐ確実な方法は「外では自転車から離れない」のただひとつだけしかありません。

 

それがちょっとコンビニに寄るくらいの間だろうが、トイレに行く間だろうが、です。

 

とはいえ現実にはそうはいかないですよね。

 

そんな時の頼れる味方が自転車用の鍵なのです。

 

自転車用の鍵といってもいろんな種類があり、値段もピンキリです。

 

どのような鍵を選べば良いのでしょうか。

盗難に備えてどのような準備をしておけば良いのでしょうか。

いくつかのポイントについてご紹介していきましょう。

 

オススメの鍵はどんなもの?

自転車を買ったら何はなくとも必ず鍵は買いましょう。

 

まず避けたいのが「短い鍵」です。

 

短くてもロック自体は問題なくかかるし、軽くて持ち運びやすいのでついつい選んでしまいたくなります。

 

しかしこうした短い鍵はタイヤをロックすることが出来たとしても自転車そのものを固定することができないのです。

 

ロードバイクはとても軽く10キロ以下のものも少なくありません。

 

そのためタイヤをロックしたとしても自転車ごと簡単に持ち去られてしまい、別の場所でゆっくり鍵が壊されてしまうのです。  

 

また細いワイヤーロックも問題があります。

確かに細くてもワイヤーのため簡単には切断は難しいでしょう。

 

それは偶然通りかかった不心得者からの魔の手から自転車を守るには十分ですが、最初から自転車を盗もうとしている人にはそれほどの脅威になりません。

 

ちょっと専門的なワイヤーカッターを使えばあっという間に切断されてしまうのです。  

U字ロック

これらのことを踏まえると、オススメの鍵はいわゆる「U字ロック」と呼ばれる文字通りUの字の形をした全体が鉄で出来ているタイプの鍵になります。

 

このタイプの鍵はワイヤーカッターではこじ開けられず、それを行う場合は電気のこぎりのような大掛かりな工具が必要になります。

 

そんなものを街中で使うわけにはいかないでしょうから、かなりの安全性があると言えるでしょう。  

施錠方法

それと気にしておきたいのが施錠方法です。

現在は専用のキーで施錠するものと、数字で暗証番号を作るダイヤル式数字錠のふた通りのものが主流です。

 

問題なのが数字錠の方で、これが3桁しかないものだと、それなりの時間をかければ総当りでも解けてしまいます。

 

短時間自転車を離れる程度であればそれでも問題はありませんが、そうではない場合は少し問題です。

 

また、数字錠は使うときにしっかりとダイヤルを回しておく必要がありますが、解錠する時の手間を省くために端のダイヤルを1つだけ動かす、なんてことをしていませんか? 

そうした癖があることを知っている常習者であればものの数秒で鍵が外されてしまうので注意するようにしましょう。  

管理人の鍵

 

チェーンロックのキーロック式

ここで例として管理人が持っている鍵を紹介しましょう。

チェーンロック_キーロック式

これはチェーンロックのキーロック式のものです。

 

チェーンロックとしてはやや短めなので持ち運びがしやすく、そこそこの太さがあるので簡単には切断が出来なくなってします。

チェーンロックダイヤル式

次の写真は同じチェーンロックですが4桁のダイヤル式です。

チェーンロック_ダイヤル式

これは先程のものよりやや長めになっているので、後輪とフレームをしっかりロックが出来ますし、ダイヤル式なのでちょっとした買い物などでも気軽にロックが可能になっています。

ワイヤーロックキーロック式

最後の写真はワイヤーロックのキーロック式です。

ワイヤーロック

ワイヤーなので軽く収納しやすく、かなり長いので自転車全体をまとめてロックすることができます。

 

管理人はロングライドする場合などに、サドルバッグにこれを入れて出かけています。

 

ただ他の鍵と比べると切断されやすいので、長時間自転車から離れる場合にはこれだけだと少し不用心になってしまうかもしれません。

鍵はどこにかける?

ロックが必要なのはフレーム?タイヤ?サドル?

壊されにくい鍵を買ったとしても、それだけでは安心できません。

鍵の掛け方にもコツがあるのです。

 

一般的な自転車と同じ感覚で前輪や後輪にそのまま鍵を掛けるだけで安心してはいませんか? 

先程も言いましたが、ロードバイクはとても軽いので、それだけでは自転車ごと持ち去られてしまうので、鍵を掛ける場合には必ず地面に固定されているポールや鉄柵、ガードレールといったものに通して掛けるようにしましょう。

地球ロック

これは通称「地球ロック」と呼ばれているもので、これにより鍵を破壊しなければ自転車を移動できないようにすることでより安全性を高めています。  

 

しかし残念ながらそれだけでもまだ万全ではありません。

 

というのもロードバイクはタイヤを工具無しで数秒の内に取り外すすことが可能なのです。

 

そのため前輪か後輪を地球ロックしたとしても鍵のついているタイヤだけ残してそれ以外を盗むことも可能です。

普通に考えればそんな状態で盗んだところで乗ることが出来ないのでそんな心配は不要かもしれません。

 

しかし最初からパーツごとにバラして売りさばこうとする常習者にとってはそんなことはお構いなし、なのです。  

ではどうすれば良いのでしょうか。

タイヤとフレームを通す

地球ロックは当然として、鍵を絡めるのをタイヤのみではなく、タイヤとフレーム両方通すようにすることです。

 

フレームは自転車の中心のパーツなので、フレームを置いてタイヤだけ盗むことはまずしないので、鍵を壊されなければかなり安全と言えるでしょう。

 

そのために短い鍵ではなく長い鍵をおすすめしています。  

 

その他に盗みやすいパーツとしてサドルがあります。

サドルはネジによって固定されているので、工具がなければ取り外せませんが、やはり常習者は工具を持ち歩いているので油断は出来ません。

 

できれば長い鍵を使ってタイヤとフレーム、それにサドルの金具を通すようにするのが良い鍵の掛け方と言えるでしょう。

 

鍵を複数個使って前輪と後輪の両方をロックできればかなり安全ですが、複数の鍵を持ち歩くのは難しいためリュックを使ったり自転車そのものに固定したりと工夫をする必要もあるかもしれません。

 

良い駐輪場とダメな駐輪場

長時間自転車から離れる場合、鍵だけに頼るのではなく駐輪場を利用することをオススメします。

 

しかし駐輪場にもいろいろな形態がありますし、料金にも差があるためできれば安全性の高い駐輪場を利用したいものです。

一番安心なのが、駐輪場の出入り口が管理され管理人が居る駐輪場です。

 

このタイプの駐輪場は入退出の際にチェックされるため無関係な人間が自転車を持ち出すのはかなり難しく、当然駐輪場内で工具を使って鍵を破壊することはできません。

 

しかしこうしたタイプの駐輪場は数が多くなく、都心のような使える土地が少ない地域ではあまり存在しない上に利用料金も比較的高くなってしまいます。  

 

それとは逆に避けたいのが、駐輪場としてのスペースがあるだけでロック機構も無ければ管理人も無く、普段周りに人通りが少ないような場所にあるところです。

 

こうした場所は人の出入りが簡単ですし、自転車の側で鍵を外していたとしてもそれほど疑われることはそんなにないでしょう。

 

セキュリティの面以外でも、こうした駐輪場は自転車がちゃんと整列されていないために、他の自転車とぶつかったりして傷がついたりパーツが破損してしまう場合があります。

 

ロードバイクの場合は基本的にスタンドを装備していないため、壁際以外では自立させておくことが出来ないというのも使いにくい要因となります。  

 

駅前に多いタイプなのが前輪を車止めに差し込むと固定され、暗証番号でロックを解除するタイプの駐輪場です。

 

このタイプの駐輪場は前輪だけとは言えちゃんとしたロックがされていますし、有料であるため設備もそこそこなところが多く、スタンドがなくても駐輪が可能となっているのでロードバイクでも簡単に使うことが可能です。

 

この場合は後輪とフレームをロックするだけで自転車全体をロックすることが可能なので複数の鍵を持ち歩かなくても良いというメリットがあります。  

 

しかし実のところこのタイプの駐輪場であっても窃盗常習者にとってはあまり問題にならないかもしれません。

管理人の盗まれた経験

というのも管理人(私)の体験なのですが、このタイプの駐輪場を使い、ダイヤルワイヤーロックで後輪とフレームを施錠したにも関わらずにロードバイクを盗まれてしまった経験があるのです。

 

管理人(私)は通勤に使っていて、駅の側の路上にある駐輪場を使っていたのですが、朝停めて夜戻って来ると盗まれてしまっていたのです。  

 

そのまま警察へ行き、現場を案内してみましたが特に証拠らしいものは残っていませんでした。

 

肝心の駐輪場のロックについても、警察を通して管理会社に確認したところ、朝に管理人(私)がロックして暗証番号をセットしてから誰も解除した形跡がないというのです。

 

つまり犯人は正規の手順を通さずに、そして何もエラーも起こすことなくロックを解除して前輪を抜き取った、ということになってしまいます。  

 

普通に考えるとありえない話ですが、今考えるときっと施錠部分を無理やりこじ開けることが出来たのでしょう。

 

当然駐輪場の利用規定により、盗難などについての保障はまったくされていないためどうしようもありません。

 

警察としても捜査のしようがないため、実質泣き寝入りです。

こうした経験から、月極契約をせず管理人が居ないタイプの駐輪場に安全なものはないと思っています。  

 

ロックの信頼性で言えば、持参したチェーンロックなどでダブルロックする方がよっぽどマシだったかもしれません。

 

管理人(私)のように自転車通勤を行う場合、昼間はずっと自転車から離れることになってしまうので、より強固なロックを行う必要があるでしょう。

 

それと長時間離れることが解っているような場合には、ぱっと見て高いと解るような自転車は使わないようにすることも自衛のひとつかもしれません。

 

通勤のような街乗り用と、しっかりロングライドをする用のロードバイクを使い分けできるようにすることができればそうすることをオススメします。

自転車の盗難保険

盗難保険には入っておくほうが良い?

消極的な盗難対策としては自転車の盗難保険というものがあります。

 

毎月一定額支払うことにより、盗難時に保険金を受け取れるというものです。

 

しかし自転車は泥棒にとっては簡単に盗めるもののため、自転車用の登坂保険そのものがあまり多くないのが実情です。

ここでは盗難保険のひとつである「ちゃりぽ」という保険をご紹介しましょう。  

 

この保険はあまり1年、または2年契約で保険料は自転車価格の7%なので、10万円のロードバイクだと7千円となります。

 

補償額は最大で50万円(本体価格を上限とする)なので、よほど高額の自転車でなければ問題ないでしょう。

 

しかし契約するための条件が割と厳しく設定されています。

 

「契約可能期間が購入から1ヶ月以内のみ」「個人取引で購入した自転車は契約不可」「防犯登録必須」「鍵をかけずに盗まれた場合または駐輪禁止区域での盗難については補償対象外」「同じ自転車について2回目以降の契約は不可」などの条件があります。  

 

1台の自転車の最大契約期間は2年間なので、それ以降についてはどうしようもありません。

(個人的には鍵を掛けてたのかどうかをどうやって保険会社が確認するのだろうという疑問がありますが……)  それでも盗難保険はあるのとないのとでは有事の際にかなりの違いが出てきます。

 

ここでご紹介した「ちゃりぽ」以外にもいくつかの盗難保険がありますし、自転車メーカーによっては自社製品のみを対象としてかなり条件の良い保険を用意しているところもあるので、自転車購入時にはそういったサービスがないかどうか確認しておくと良いでしょう。  

 

ただ盗難保険について共通していることは、購入後すぐに契約しなければダメということです。

 

高価な自転車を購入する場合には、そこまで準備を整えてから購入するようにしましょう。

昨今ロードバイクが一般的になってきていますが、それにともないそれを狙った盗難者が後を絶たない状況です。

 

自転車泥棒に関しては正直警察はあてになりません。

 

防犯登録にしても、何かの偶然で所有者不明の自転車が発見された場合の照会にしか役に立たないのが現状でしょう。  盗難保険はあくまでも保険です。

 

仮に保険金が出て新しい自転車を購入することが出来たとしても、それまで乗ってきて愛着のある自分の自転車が戻ってくるわけではないのです。

 

そうならないためにも、万全に万全を期して、さらに万全を期すくらいの気持ちで盗難に備えるようにしていくしかないのです。

 

慣れてくるとどうしても油断をしてしまいます。

 

管理人(私)も慣れてしまって、本来前輪にも施錠するはずの鍵を省略してしまった結果盗難にあってしまいました。

 

常に誰かが自分の自転車を狙っているくらいの気持ちでいておきましょう。

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